妻の異常な執着心に縛られた結婚生活
僕は30歳を向かえた会社員の男です。
28歳の時に若くして離婚を体験しました。
情けない離婚話にはなりますが、お話したいと思います。
僕の結婚生活はなんと1年でピリオドを打つという残念な結果に終わりました。離婚の主な原因は妻の異常なほどの執着心でした。
付き合っていた時から、ヤキモチをすぐに妬く妻でしたが、私は単純にヤキモチを妬かれる度「僕はこんなにも愛されているのだな」と嬉しくなっていました。まさか、その妻の行動で離婚してしまうなんて考えてもみませんでした。
結婚してからは妻はよく赤ちゃんが欲しいと口にしていました。僕も勿論、妻を愛していましたし、妻との子どもが欲しいと強く感じていました。
しかし、結婚生活に余裕を持たすためには仕事を頑張らなくてはいけません。ましてや子どもが産まれてから苦労するなんて考えたくもありませんでした。仕事で忙しくしていると妻に構っていられる時間は徐々に少なくなってしまいます。妻が僕に対して浮気を疑い始めたのは結婚して2か月後のことでした。
残業続きで帰りが遅くなることが多く、妻には寂しい思いをさせたかもしれません。しかし、妻の行動は今でも恐怖を感じる程です。
最初のうちは隠れて僕のケータイをチェックしていた妻でした。僕は気付かないふりをしていたのですが、女性からのメールを全て削除していたのには戸惑いました。女性といっても職場の人が多く、仕事内容などのメールまで削除されているので僕は妻に注意しました。
注意したことによって妻はヒステリックに泣き叫びました。
「私よりも他の女と居る方が良いんでしょ!」と連呼して僕の話など聞いてくれません。困った僕は職場の人に相談しましたが「離婚も考えた方が良い」と言われ、離婚を考えるほど深刻な問題なのかと考え込む結果になりました。
妻の行動は更にエスカレートし、「女性との関係を切らなければ死ぬ」とまで言ってきたのです。妻はその言葉通り、有言実行しました。そんな妻に縛られ始め、女性とは話せなくなり職場の人間関係も崩れ始めました。
最終的に離婚のきっかけになった妻の言葉は「赤ちゃんができたら貴方は永遠に私から離れられない。だから早く、赤ちゃんを作りたい」でした。こんな歪んだ愛情に僕は嫌気がさし、離婚を言い渡しました。
離婚が成立するまで時間がかかりましたが、半年間で妻は僕を諦めてくれました。離婚をしてからは寂しく感じることもありますが、自分の生活を取り戻すことができたので充実しています。