度重なる深夜の帰宅が離婚原因になりました
私は管理職40代の元妻です。
先日、離婚が確定したので現在は独身に戻りました。
元夫には、捨てられた形になりました。
私はお酒が好きでした。
上司や部下と週に二回は飲み歩いていた日々です。仕事の打ち合わせや反省会を兼ね、退社後は居酒屋やバルで終電近くまで飲んでいたのです。
私は出産後、仕事に復帰したので楽しい気分を満喫したかっただけかも知れません。
子供は元夫に預けて、深夜は2時頃にタクシーで帰宅するなど派手な生活をしていました。元夫は必ず「今度やったら子供を連れて出て行く」と言うのです。
それは私にとって、仕事をするなという命令に思ってしまったのですね。
反発も多かったので、私は元夫の話を妄言だと思って無視していました。
その次の週、私は少しいつもより早めの帰宅で深夜1時には家に着きました。
元夫はリビングでゴロンと寝ていたのですが、「お疲れさま」と一言残して、二階に上がってしまったのです。怒られる雰囲気もなかったので、私はシャワーを浴びて就寝しました。
次の朝、起きてみると元夫の姿はもうありませんでした。子供の姿も子供の服も靴も見当たりません。
私が寝ていた隙に、全部用意して出掛けたのだろうと初めは思っていたのです。
出社して何度か元夫の携帯に電話したのですが、留守番電話になっていて出てくれません。流石におかしいと思っていると、一本の電話が掛かってきました。弁護士事務所です。
その旨は、「ご主人が離婚したいそうで明日のお時間が空いている時にお話があります」との事でした。この時、私は元主人が言った離婚の二文字が頭を過ったのです。
取り敢えず、子供に合わせて欲しいと弁護士さんにお願いしたのですが、私自身が二年間子供の面倒も料理も作っていない事に触れられ、現実を突き付けられたのです。
それから三年、調停を経て先日離婚となりました。
元夫は二度とやり直す機会をくれませんでした。
まさか離婚になるとは思わなかったので、青天の霹靂です。
離婚すると分かっていたら、会社にも復帰しなかったでしょう。
こうして、離婚が成立すると何もする気が起きません。
今は離婚する前の幸せな家庭が懐かしいです。