主人の浮気と金銭感覚が許せませんでした
離婚の原因は、夫の収入と女性問題でした。
音楽家だった主人は、学生アルバイトにも満たない収入しかなく、その収入も飲み代に使ってしまうありさまでした。
私も、当時はホテルやレストランでピアノ演奏をしていましたが、今とは違い、とても仕事に恵まれていた時代でした。ランチタイムの仕事も合わせて1ヶ月に30万~60万円の収入があり、貯金もしていました。
それでも離婚せず、ケンカをしながら仲良く過ごしていたのですが、私の妊娠で状況は一変しました。主人の収入には期待できなくても仕事を休まなければいけなくなり、その上、検診にも通うので、どんどん貯金はなくなっていきました。
人の気持ちなどお構いなしに、主人は毎晩お酒を飲み、酔っぱらった状態で帰ってきました。妊娠しているせいか、情緒不安定になっている私はそんな主人を許すことができず、いつも怒ってばかりでした。
そんなある日のこと、何人かの友達から電話がかかってきました。
「友達と飲みに行ってたらご主人とばったり会ったんだけど、すごくしつこく誘われて大変だったのよ」という内容でした。お酒と、私の不安定さとで、見境なくなっているようでした。
分かっていながらも、私はさらにヒステリックになってしまい、とうとう主人は帰って来なくなってしまいました。母親に甘やかされて苦労知らずに育って来た彼は、きっと苦しくなってしまったのでしょう。
その後私は出産しましたが、主人は自分の子供に会いに来ようとはしませんでした。よその女の所に転がり込んだようです。
その後、お互いもう無理だと思ったので離婚し、家庭裁判所で養育費について話し合いました。私の方は離婚専門の弁護士を立てていて、その離婚専門の弁護士がかなり強気になっていたので、養育費は何も揉めることなく決まりました。彼にとってはかなり高額になるとは思いましたが、弁護士が「ご主人には助けてくれる人たちがいるのに、離婚してあなたはこれから一人でお子さんを育てていくんですよ」と、離婚と養育費は妥協してはいけない事を教えていただきました。
離婚後の養育費は10年くらいで貰えなくなりましたが、その理由は、彼の当時の彼女が難病にかかり、彼が働けなくなったからです。その後、彼の方から「娘に会いたい」と言ってきたので、はっきりお断りしました。
妻の異常な執着心に縛られた結婚生活
僕は30歳を向かえた会社員の男です。
28歳の時に若くして離婚を体験しました。
情けない離婚話にはなりますが、お話したいと思います。
僕の結婚生活はなんと1年でピリオドを打つという残念な結果に終わりました。離婚の主な原因は妻の異常なほどの執着心でした。
付き合っていた時から、ヤキモチをすぐに妬く妻でしたが、私は単純にヤキモチを妬かれる度「僕はこんなにも愛されているのだな」と嬉しくなっていました。まさか、その妻の行動で離婚してしまうなんて考えてもみませんでした。
結婚してからは妻はよく赤ちゃんが欲しいと口にしていました。僕も勿論、妻を愛していましたし、妻との子どもが欲しいと強く感じていました。
しかし、結婚生活に余裕を持たすためには仕事を頑張らなくてはいけません。ましてや子どもが産まれてから苦労するなんて考えたくもありませんでした。仕事で忙しくしていると妻に構っていられる時間は徐々に少なくなってしまいます。妻が僕に対して浮気を疑い始めたのは結婚して2か月後のことでした。
残業続きで帰りが遅くなることが多く、妻には寂しい思いをさせたかもしれません。しかし、妻の行動は今でも恐怖を感じる程です。
最初のうちは隠れて僕のケータイをチェックしていた妻でした。僕は気付かないふりをしていたのですが、女性からのメールを全て削除していたのには戸惑いました。女性といっても職場の人が多く、仕事内容などのメールまで削除されているので僕は妻に注意しました。
注意したことによって妻はヒステリックに泣き叫びました。
「私よりも他の女と居る方が良いんでしょ!」と連呼して僕の話など聞いてくれません。困った僕は職場の人に相談しましたが「離婚も考えた方が良い」と言われ、離婚を考えるほど深刻な問題なのかと考え込む結果になりました。
妻の行動は更にエスカレートし、「女性との関係を切らなければ死ぬ」とまで言ってきたのです。妻はその言葉通り、有言実行しました。そんな妻に縛られ始め、女性とは話せなくなり職場の人間関係も崩れ始めました。
最終的に離婚のきっかけになった妻の言葉は「赤ちゃんができたら貴方は永遠に私から離れられない。だから早く、赤ちゃんを作りたい」でした。こんな歪んだ愛情に僕は嫌気がさし、離婚を言い渡しました。
離婚が成立するまで時間がかかりましたが、半年間で妻は僕を諦めてくれました。離婚をしてからは寂しく感じることもありますが、自分の生活を取り戻すことができたので充実しています。
浮気癖の治らない妻との離婚で女性恐怖症に
私は1年前に離婚を経験した36歳の会社員です。
この離婚体験により、女性を信じることができなくなり、現在も女性に対しては恋愛対象として捉えることができずにいます。
元嫁との壮絶な離婚体験をお話します。
元嫁とは5年間の交際を得て、結婚へと進みました。
専業主婦になった妻は毎日、暇な時間を持て余すようになっていました。
浮気癖は交際していたときから若干あったのですが結婚してからはなくなっているとばかり思っていました。結婚して1年が経ち、私たち夫婦は順調だと感じていた頃、妻のケータイが鳴りました。
見るつもりはなかったのですが、私の手は妻のケータイを弄ってしまっていました。ケータイには一通のメールが届いており、なんと出会い系サイトからのメールでした。妻は出会い系を利用していたのです。私は血が頭に上り、妻に対して激怒しました。
妻は出会い系をしていたことを認め、二度としないと誓っていました。一度目の浮気に対して「離婚」という考えはありませんでした。妻のことを愛していますし、妻も反省しているとわかったからです。
しかし、この判断が甘過ぎました。
出会い系事件から半年程、経った頃です。妻の行動は変化していきました。
夜、出歩くことが増えたのです。友人とディナーだったり、飲み会だったりと理由をつけて深夜まで帰ってきません。
私もあまり妻を縛りたくはなかったので止めることはしませんでしたが、誰とそんなに会っているのか気になりました。私が会社帰り、車を走らせていると、妻と若い男が二人で並んで歩いているところを発見しました。普通に並んで歩いているのではなく腕を組んで、ラブラブのカップルのように歩いています。
この日は友達と会うと言っていた妻だったので、私は妻の浮気を確信しました。
そのまま妻と男は高級レストランへと入っていきました。
妻の帰りは深夜3時頃でした。決定的な証拠を掴みたかった私は寝たふりをして妻の帰りを待っていました。もう心の中では離婚を決意していました。
妻がケータイを手放し、シャワーに向かった瞬間に私はケータイをチェックしました。
ケータイには「貴方のことが大好き。早く、旦那と離婚して貴方の傍に行きたい」と書かれていました。この文章をみた私は妻に言い寄り、離婚を言い渡しました。
お互いにもう離婚を決意していたのかもしれません。妻もアッサリと離婚を承諾し、すぐに手続きをしました。あれから妻とは会っていませんが、複数の男性と付き合っていると友人から聞きました。
浮気癖は治らないのですね。
もう結婚はしたくありません。